あふれ出るカレー臭

家でカレーを作ると、マンションの1階のエントランスまで匂いが充満します。

Spicy Beef Pot Roast

牛肉のカレーを探している中で、The Kerala Kitchenの中に牛肉のカレーが合ったので、ちょっと見てみる。

材料(3〜4人分)

0.7kg〜0.9kgの牛肉(洗っておく)、塩大さじ1、中力粉大さじ1.5、約70ccのサラダ油、大きめの皮を向いたシャロット12個、4つ切りにした大きめのじゃがいも2個分、厚めの輪切りにした人参1.5本分

スパイスペースト用

マスタードシード大さじ1.5、唐辛子2.5本、クローブ3粒、シナモン1.5インチ、黒胡椒大さじ1、にんにく4かけ、酢大さじ1.5をミキサーでペーストにする。

調理

  • 肉を適当な大きさに切ってボウルに入れる
  • スパイスペーストに塩と中力粉をまぜた上で、スパイスペーストを肉に擦り込む。
  • 室温で3時間ほどマリネにする
  • 大きな底の厚い鍋に油を熱し、シャロットと肉を入れる。肉が全面とも茶色になったら弱火にする。
  • 肉がひたひたになる程度まで水を入れ、蓋をして3〜4時間煮込む。
  • 最後20分前にじゃがいもと人参を入れる。
  • 肉が煮込まれ、グレービーの残りが2カップ程度になったら、肉を鍋から取り出し、1時間ほど置いてから肉をスライスする。
  • グレービーを温めなおして、スライスした肉の上にかける。じゃがいもと人参を添えてできあがり

感想

えらい豪華な料理やなあ。これは食事会ではできないわ。

IRACHI VARATHATHU(Deep-fried Meat)

昨日の記事の関連で似た料理を探していたところ、持っていたKindle本の中に、少しスペルは違うけど、肉のディープフライの料理があったので、日本語にしてみる。

4人前のレシピ。

材料

骨なしのマトンか牛肉500g、サラダ油1カップ、青唐辛子8本縦にスリットを入れる、中くらいのココナツ1/2個削る。

ペースト用

にんにく3かけみじん切り、生姜3cmみじん切り、カイエンペッパー小さじ3、コリアンダーパウダー小さじ1、ターメリック小さじ1/2、黒胡椒小さじ1、シナモンスティック3cm、クローブ2粒、フェンネル小さじ1、塩小さじ1、水小さじ4

調理

  • 肉を洗って水気を取ってから、指ぐらいの大きさに切る
  • 圧力鍋に肉と1/2カップの水を入れて30分間圧力をかける
  • 湯を取り出して、別の目的のために使う
  • スパイスを肉に塗り込んで、30分ほどマリネにする
  • 鍋に油を熱し、肉をディープフライにしてから取り出しておく。
  • その鍋の油を大さじ2程度まで減らし、青唐辛子とココナツを炒める。ココナツの色が変わってきたら、肉と混ぜてサーブする。

感想

肉を煮込んでからマリネして味が通るのだろうか?

Beef Varattiyathu (Beef Sauted with Spices) 牛肉のスパイス炒め煮

そろそろ食事会を始める体制を整えようかと思うのですが、さりとてなかなか作る時間が取れないところで、どうしようと思っていたのですが、いろいろレシピを紹介しながら、どういう風に作っていけばいいのだろうかと考えるのはどうだろうということで、レシピ考をこれからやってみたいと思うのです。

そもそも、この日記は修業のための記録なのだから。


まずは、Beef Varattiyathuという料理から。


英語で言うと、Beef Sauted with Spicesというのだそうで、Beef Deep Fryという言い方もできるでしょうね。
日本語では牛肉のスパイス炒め煮というところでしょうか。


あれ?インドはヒンズー国家だから、牛肉食べないんじゃないの?と思った、アナタ。


確かにそうなんですが、インドの一部の地域では、クリスチャンが多い地域もあります。大航海時代に西洋からキリスト教が伝来した影響でしょうね。かのムガル帝国の支配も及ばなかった地域では、クリスチャンが多く残っていて、牛肉が食されるようです。


そんな地域の牛肉のスパイス料理。


一応、ケララ地方の料理のようなので、材料にココナッツが入るのもあるようです。Varatiathuというスペルも見たのだけど、同じ料理かな?


ざっくり材料と作り方をメモしてみます。

元ネタはここ。
http://malluspice.blogspot.com/2010/04/beef-varattiyathu-erachi-varattiyathu.html

材料

牛肉(カレー用のサイズにカットしたものでもよい)1kg、玉ねぎ中1/2個をスライス、小さい青唐辛子6〜10本、生姜5cm程度、にんにく10かけ、小さめのトマト(というかホールトマト)1個みじん切り、ターメリック小さじ1、ローストコリアンダーパウダー大さじ2、カイエンペッパー小さじ1.5(辛いのが苦手なら減らす)、カシミリチリパウダー小さじ1、黒胡椒パウダー小さじ1、フェンネルパウダー小さじ3/4、カレーリーフパクチー各ひとつかみを洗ってみじん切り

テンパリング

ココナツオイル大さじ3(サラダ油でも可)、玉ねぎ中1個薄くスライス、シャロット20個皮を向いてスライス、青唐辛子2、3本縦にスリットを入れる、カレーリーフお好みで

準備

  • 肉をきれいにして食べやすい大きさに切る。
  • 生姜、種をとった青唐辛子、にんにくは細かくみじん切りして、肉によく混ぜて少なくとも30分はマリネにする

スロークッカーを使う場合

  • マリネした牛肉、トマト、スパイス、葉っぱも含めて残りの材料を底の厚い鍋に入れる。
  • 時折かき混ぜながら弱火で1時間牛肉を煮込む
  • 水分をキープするため1/2カップから1カップの水を足しても良い。

圧力鍋を使う場合

  • マリネした牛肉、玉ねぎのうち半分、トマト、生姜・青唐辛子ペースト、残りの材料を5分間圧力にかけて放置する。
  • 圧力鍋の圧が下がったら、中を確認して、できてなかったら再度圧をかける。(水は入れない)

テンパリング〜炒め煮

ココナツオイルを熱してから、カレーリーフを入れる。その後、青唐辛子、玉ねぎ、シャロットを入れる。好みでココナツファインやにんにくのスライスを入れても良い。玉ねぎとシャロットに火が通るまで炒める。肉と残りのグレービーを入れて、中火で若干水気が残る程度まで炒める。

感想

  • 塩はいつ入れるのだ?
  • もうちょっと酸味があった方がいいのではないか。
  • 韓国産の青唐辛子なら2〜3本でよさそうな気がする。

スリランカプレート

先日、シェフが変わったというスリランカ料理店に行ってきたのですが、そのときの写真がこれ
https://instagram.com/p/3T8NomHVsr/
ごはんはおいしかったけど、カレーはうーむ

スリランカ料理???という有様で、たいそう不満の残る状態だったので、自分で作ることにしました。


とは言え、スリランカ料理はあまりやったことがないので、とりあえずやりやすそうなもので、プレートにしてみました。

右奥から順に

  • チキンカレー
  • パリップ
  • アラテルダーラ
  • 小松菜のマッルン
  • ポルサンボル(ごはんの横に乗っているもの)

アラテルダーラはむしさんのブログより、小松菜のマッルンは、3分クッキングの香取薫さんのキャベツのマッルンを参考にしました。


その他はこの本から。

Rice & Curry: Sri Lankan Home Cooking (The Hippocrene International Cookbook Library)

Rice & Curry: Sri Lankan Home Cooking (The Hippocrene International Cookbook Library)

なおチキンカレーはレシピでは鶏1羽となっていますが、そんな男前な調達の仕方はできないので、手羽元10本(約600g強)にして、全体的に分量を2/3にしています。


また、パリップには、レシピにはない鰹節の粉(厚削り節をミルサーでパウダーにしました)を小さじ2ほど入れてます。


ケララと同じくココナッツやカレーリーフを多用するスリランカ料理ですが、作り方はケララと全然異なって面白いですね。


ちなみに食事会は南インド料理ですので、原則としてスリランカはやりません。悪しからず

カレーリーフの状況

越冬するときに、大胆に枝を落としたカレーリーフから芽が出てこないので、死んでしまったかと心配しましたが、どうやらなんとかなりそうです。

あとは発芽したやつなんだけど、完全に枯れてるよなあ。土を買いに行けないのが辛い。

スペシャルカリー@タリカロ(奈良市)

ずっと行きたいと思っていた奈良の辛口南インド料理店のタリカロに早起きして行ってきました。

地図を見て、おおよその位置は把握していましたが、奈良に着いてからは、地図を見ずに適当に徘徊して探しましたが、さあ、この辺りだからいよいそ探そうか、と思ったときにあっさりと見つかりました。拍子抜け。

餅飯殿町商店街から少し西に入ったところにあります。

古民家。
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店内は靴を脱いで入ります。


シュールな絵でお出迎え。
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本日のスペシャルカリーを頼みました。1,400円。今日はラムカレーだそうです。
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真ん中奥がラムカレー、右がダール、左がヨーグルト、左下がキャベツのポリヤルとアチャール2種。左側が玉ねぎ、右側が人参ですね。


辛口を謳うだけあって、あいがけカレーを食べている隣の人は、かなり水を飲んでいたようですが、水を飲むと余計に辛くなるので、ぐっと我慢して、ヨーグルトやダールで抑えながらラムカレーを食べました。


ラムカレーは確かに辛かった。HotというよりはSpicyな辛さ。(ちなみに僕は馬鹿舌なので、確信はないです)でもおいしい。自分ではこういうのは絶対作らない、というかそこまで辛さに強くない上、妻は辛いのがダメなので、家で作ることができないから、正直、羨ましかった。

でも、twitterを見ると、中辛だそうで。


道理でラッシーに頼ることなく食べきれるわけだ。


ダールは、自分で作るドロっとしたダールではなく、ダルスープでした。優しい味でほっこりします。ドロっとしたダールでは濃すぎるわなー。


タリカロで食べたら、すぐ駅まで戻って、難波へ向かいました。


目的はここ。
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妻が、昨夜、アメリカンのホットケーキを食べたいと言い出したので、ついでに買いに来ました。
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今日食べるためのホットケーキ2枚、明日以降に食べるための瞬間冷凍のホットケーキ2枚、そして美味しそうに陳列されていたカスタードプリンを2個買いました。


結局、奈良に30分、難波に10分滞在しただけで、名古屋に帰ってきました。


戦利品。


アメリカンで買ってきたもの。
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タリカロでカレーを食べた後、すぐ近くの店で見つけた冷やし飴。
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名古屋に戻ってからは、一旦帰宅して荷物を置いてから、久屋大通公園で木曜日から開催されているベルギービールウィークエンド2015に行ってきました。

ライブやってます。
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VEDETT EXTRA IPA
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最近、エールビールやデュンケルが好きなので、白ビールのVEDETTがIPAを出しているということで、これを飲むために行ったといっても過言ではないです。


このグラスを持って、会場をウロウロしていたら、知人夫婦と遭遇して、彼らから勧められたビールを2杯目としていただきました。
ウルフ・ドライホップ・ウィークエンド。
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度数8.5%だけど、苦味のない、やや甘口のビールでした。飲みやすいけど、アルコール度数低くないからご注意ね。


今日の〆のビールは、予備知識なく、なんとなく選んでみたポペリンフス ホメルビール
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こちらもやや甘めだけど、ウルフよりはやや柑橘系っぽい感じでした。


あまり人気なさそうだったんだけど、このグラスを持って、知人夫婦と再び会ったところ、奥様がこのビールを1杯前に飲んでいたそうで。


嗅覚が似ているのかもしれません。


ベルギービールウィークエンドは2年ぶりに参加したのですが、やっぱりいいですね。来月6日までやっているので、あと何回か行こうと思います。


アメリカンのホットケーキはフワフワでおいしいですね。

ごろごろ煮込みチキンカレー@松屋

目当ての店がいっぱいだったので、松屋へ。

春のよくばりカレー祭りということで。

http://www.matsuyafoods.co.jp/2015/04/03/2874/

ルーが多かったのがうれしい。カレーを食べに行くと、ごはんに対してルーが少ないことが多いので。


全部ごはんの上にかけてみた。


チキンが文字通りごろごろ入っているが、サイトの説明にもあるように

鉄板でジューシーに焼き上げた鶏もも肉と松屋オリジナルカレーで食べ応え満点な逸品です。

とあり、確かにブラックペッパーをまぶした鶏肉はジューシーに焼けてたんだけど、カレーには鶏肉のエキスは感じられなかった。ごろごろ煮込みチキンカレーというよりは、煮込みカレーwithごろごろチキンローストといった感じであった。