Beef Varattiyathu (Beef Sauted with Spices) 牛肉のスパイス炒め煮
そろそろ食事会を始める体制を整えようかと思うのですが、さりとてなかなか作る時間が取れないところで、どうしようと思っていたのですが、いろいろレシピを紹介しながら、どういう風に作っていけばいいのだろうかと考えるのはどうだろうということで、レシピ考をこれからやってみたいと思うのです。
そもそも、この日記は修業のための記録なのだから。
まずは、Beef Varattiyathuという料理から。
英語で言うと、Beef Sauted with Spicesというのだそうで、Beef Deep Fryという言い方もできるでしょうね。
日本語では牛肉のスパイス炒め煮というところでしょうか。
あれ?インドはヒンズー国家だから、牛肉食べないんじゃないの?と思った、アナタ。
確かにそうなんですが、インドの一部の地域では、クリスチャンが多い地域もあります。大航海時代に西洋からキリスト教が伝来した影響でしょうね。かのムガル帝国の支配も及ばなかった地域では、クリスチャンが多く残っていて、牛肉が食されるようです。
そんな地域の牛肉のスパイス料理。
一応、ケララ地方の料理のようなので、材料にココナッツが入るのもあるようです。Varatiathuというスペルも見たのだけど、同じ料理かな?
ざっくり材料と作り方をメモしてみます。
元ネタはここ。
http://malluspice.blogspot.com/2010/04/beef-varattiyathu-erachi-varattiyathu.html
材料
牛肉(カレー用のサイズにカットしたものでもよい)1kg、玉ねぎ中1/2個をスライス、小さい青唐辛子6〜10本、生姜5cm程度、にんにく10かけ、小さめのトマト(というかホールトマト)1個みじん切り、ターメリック小さじ1、ローストコリアンダーパウダー大さじ2、カイエンペッパー小さじ1.5(辛いのが苦手なら減らす)、カシミリチリパウダー小さじ1、黒胡椒パウダー小さじ1、フェンネルパウダー小さじ3/4、カレーリーフ、パクチー各ひとつかみを洗ってみじん切り
準備
- 肉をきれいにして食べやすい大きさに切る。
- 生姜、種をとった青唐辛子、にんにくは細かくみじん切りして、肉によく混ぜて少なくとも30分はマリネにする
スロークッカーを使う場合
- マリネした牛肉、トマト、スパイス、葉っぱも含めて残りの材料を底の厚い鍋に入れる。
- 時折かき混ぜながら弱火で1時間牛肉を煮込む
- 水分をキープするため1/2カップから1カップの水を足しても良い。
圧力鍋を使う場合
- マリネした牛肉、玉ねぎのうち半分、トマト、生姜・青唐辛子ペースト、残りの材料を5分間圧力にかけて放置する。
- 圧力鍋の圧が下がったら、中を確認して、できてなかったら再度圧をかける。(水は入れない)
テンパリング〜炒め煮
ココナツオイルを熱してから、カレーリーフを入れる。その後、青唐辛子、玉ねぎ、シャロットを入れる。好みでココナツファインやにんにくのスライスを入れても良い。玉ねぎとシャロットに火が通るまで炒める。肉と残りのグレービーを入れて、中火で若干水気が残る程度まで炒める。
感想
- 塩はいつ入れるのだ?
- もうちょっと酸味があった方がいいのではないか。
- 韓国産の青唐辛子なら2〜3本でよさそうな気がする。